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Blogging in A Dampish Dark Place

I am a consumer. As yet I have no name. I’ve no idea where I was born. All I remember is that I was blogging in a dampish dark place.

ITニュースへの雑感(2014/5/8) - iTunes Match

日本でiTunes Match解禁が遅くなった理由とは?

権利関係をクリアするのに時間がかかったということなのでしょうか?

レコード会社の反応

ITmediaの記事によると、あるレコード会社は意外とあっさりとした態度で「時代の流れ」と説明したようです。

 iTunes Storeに楽曲を配信し、iTunes Matchにも参加している大手レコード会社などに取材したところ「Apple側からサービスの説明を事前に受けており、iTunes Storeへの配信の延長として捉えている」と答えた。「米国でスタートした2011年とは国内の音楽市場の状況も大きく変わっており、ユーザー動向を踏まえた時代の流れ」(あるレコード会社)という。

突然始まった国内向けiTunes Match レコード会社は「時代の流れ」 - ITmedia ニュース

JASRACの反応

一方でJASRACには特段連絡がなかったそうです。しかし、コメントを見る限りは「即座に反対する」という態度ではないですね。「前向き」というコメントがどれだけ真意を表したものかは分かりませんが、著作権についてはこれから取り扱いを決める方針のようです。

 楽曲著作権を管理する日本音楽著作権協会JASRAC)は、「Appleとはこれまでも同サービスを含め楽曲データの扱いについて協議を進めてきているが、開始にあたってApple側から特段連絡は受けていない」という。楽曲利用・配信について、レコード会社が持つ著作隣接権(原盤権)についてはあくまでレコード会社との合意によるもので、著作権に関してはこれから具体的に取り扱いを決めていくという。基本的には運用に関し前向きな姿勢で「アーティストの権利を守りつつ、ユーザーの利便性やニーズを汲んで整えていきたい」としている。

突然始まった国内向けiTunes Match レコード会社は「時代の流れ」 - ITmedia ニュース

弁護士の見解

MYUTAというサービスが著作権侵害とみなされた判例を上げながら分析をした記事がハフィントン・ポストにありました。これを読むと、iTunes Matchも訴訟を受ける可能性はあるように思えてきます。

前者の「不正ファイルを使ってiTunesの正規ファイルが入手できる」問題は、iTunesで販売している楽曲の権利者が納得の上で許諾すれば問題ないのですが、後者のユーザーの手持ち音源アップロード問題は、権利者の範囲が確定しない(著作権についてはJASRAC等の著作権管理団体で何とかカバーできますが原盤権については個人もいます)ので全員の許諾を取るのは不可能だと思います。要するに前者は当事者間の合意(契約)の話ですむのですが、後者は法解釈の問題(私的使用目的複製に該当するか)となります。

iTunes Matchは日本の著作権法をクリアーしているのか | 栗原 潔

という訳で・・・

どこでも自分のライブラリにアクセスできるだけでなく、バックアップ手段として見ても魅力的だと思いますので、できればこのまま定着してほしいですね。(もちろん、アーティストが不利にならない範囲で)

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