Blogging in A Dampish Dark Place

I am a consumer. As yet I have no name. I’ve no idea where I was born. All I remember is that I was blogging in a dampish dark place.

感想 - アイアムアヒーロー(13巻)

サイドストーリーが何話か続いたあと、前々巻からつながる形で主人公一行にお話が移ります。

この巻で、ずっと引っ張られていた「感染」について1つのヒントが提示されます。とはいえ、それは想像の範疇を超えるものではなく(悪い意味ではありませんよ)、依然として謎は謎のままといった感は抜けません。連載開始から結構な話数が重ねられていますが、まだ展開の予測がつきません。


このまま世界に何が起きたのか読者に対して明かされない展開もありえるかもなー、などとも思いました。それまでの日常とのギャップを描くことに力点が置かれた作品のようにも思えるのです。1巻は丸々主人公の日常生活が描かれていましたし、12巻で登場した一行は、直接的に描かれてはいませんでしたが、元々の生活にいわくのあったことを伺わせる人々でした。

それから「サイドストーリー」の存在。なぜわざわざ数話かけて描かれたのか?すべて外国語(ラテン系の言葉のようでしたが)で和訳も載せられていない*1ので、ほとんどの読者は画から会話の内容を想像するしかありません。パニックが遠く離れた外国(多分ヨーロッパ)でも起きていることがはっきりと判明する訳ですが、それを描くのに何話も使う必要は無いと思われるので、作者はきっと別の意図で描いたのでしょう。考え過ぎかもしれませんが、何か伏線があるような気がします。

それに路地にいた人外の存在もいったいなんなのか気になります。人でない物が登場したのは初ではないでしょうか*2。他方、主人公も序盤で幻覚っぽいものが見えていたりしたので、実体ではない可能性も捨てきれないようにも思います。

仮説すら立てられず、自分の読解力のなさにめげますが、結局何が結論かといえば、まだまだ目が離せない、ということです。

ではでは。

*1:単行本には和訳をまとめたものが巻中に挿入されていましたが、雑誌掲載時はどうだったんでしょう?

*2:忘れていたらごめんなさい

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