Blogging in A Dampish Dark Place

I am a consumer. As yet I have no name. I’ve no idea where I was born. All I remember is that I was blogging in a dampish dark place.

突き進む傍らに - 感想 - かくかくしかじか(4巻)

漫画家としては好スタートを切っている(漫画家としての苦労は死に物狂いの形相で没頭する数ページで駆け抜けます)かのように見える主人公ですが、身の回りは中々まとまりません。

このあたりの葛藤は地方出身で大都市に拠点を移そうという人々には切実なのではないでしょうか。

人はそれぞれ違う道を歩むしかないという話をこれでもかと見せつけられるので、ちょっと胃が痛くなりますが、明るく笑い飛ばせる場面も多く含まれるので、全体としては楽しく読めるというあたりも良く出来た作品だと思います。

さて、次巻はどのようになるのでしょうか。

強制再起動 - 感想 - いぬやしき(2巻)

いぬやしき(2) (イブニングKC)

いぬやしき(2) (イブニングKC)

ある日突然にものすごい能力を身につけたら、、、というのは少年漫画的な妄想の定番ですが。
あるいは、何か超常的な力がはたらいて人生をやり直せたら、という少し世知辛さを感じさせる願望もマンガの世界ではありがちですが。

著者の手にかかれば混沌とした超現実な世界に変化します。実に見事です。

アイデンティティが木っ端微塵に砕け散ると、ヒト(すでにヒトではありませんが)はどのような反応をするか。壮大な思考実験とも言えるでしょう。

続きが気になります。

闇の先に - 感想 - 幽麗塔(8巻)

幽麗塔 8 (ビッグコミックス)

幽麗塔 8 (ビッグコミックス)

いよいよクライマックス。そして急展開。緊張の糸は張り詰めっぱなしです。

つくづくヒトの欲や願望の難しさを感じてしまいます。

ネタバレになってしまいそうなので、あまり事細かに書けませんが。

このままラストまで突き進んでほしいです。

不老不死はさておきのミステリ - 感想 - 白暮のクロニクル(2〜3巻)

consumer Aです。

ミステリ色が段々と強くなってきました。不老不死の種族がとけこんだリアルな現代社会を舞台に、リアルな事件が発生します。

なぜ不老不死になれるのか?という点をのぞき、とても現実的な世界観です。不老不死というファクタはむしろ狂言回しでしょう。

雪村とあかりのコンビも板についてきましたし、これからの展開が楽しみです。

最前線は隔靴掻痒 - 感想 - 知的生産の技術とセンス

知的生産の技術とセンス ~知の巨人・梅棹忠夫に学ぶ情報活用術~ (マイナビ新書)

知的生産の技術とセンス ~知の巨人・梅棹忠夫に学ぶ情報活用術~ (マイナビ新書)

情報をいかに取り込み、いかにアウトプットするか。知的生産をいかにたゆまず繰り返すか。そんな古くて新しい問題に取り組んだ一冊です。知的生産という言葉自体が梅棹氏が考えだした言葉とのことで、「知的生産の技術」を原典に、現代における知的生産を論じます。

しかし、これは著者らも認めるところですが、これという決定打は提示されません。知的生産をめぐる思索は興味深いものだけに、率直に残念です。むず痒さが残ります。

もっとも、この問題に対して充分に説得力のある答えを用意できる人物もそうはいないでしょう。全くいないかもしれません。そんな解説書が出版されていれば世界中で大ベストセラーになることでしょうし。

##〆
率直に言って、HowToを求めるのには不向きな本です。
知的生産に興味のある人が、うんうんと頷きながら読む「読み物」だと思います。

義体の物語 - 感想 - 紅殻のパンドラ(4巻)

consumerです。

間が空きましたが第4巻まで来ました。

ストーリーは少しずつ広がりを見せています。

人工島(曰くがありそう)を舞台に巨大な多脚式採掘機(それ以外の機能がありそう)プエルをめぐる物語になりそうです。天才科学者、ハッカー、軍人、超高性能アンドロイドに(この世界ではまだ珍しい)全身義体化された主人公と登場人物も揃ってきましたし、いよいよお話の骨格が見えてきた感があります。

コメディ要素については好き嫌いが別れるかもしれませんが、明るい雰囲気は個人的には悪くないように思います。

それにしても、「攻殻機動隊的世界」の応用性の高さったらないですね。士郎正宗の大発明だと思います。

最近のセキュリティ話

consumer Aです。

ここ数日、セキュリティ関連の物騒なニュースが多いですね。

HeartBleedとShellShockだけでお腹いっぱいなのに、きりがありません。

が、こればっかりは気をゆるめてもいられないので、備忘としてまとめておきます。

BadUSB


記者の眼 - 記者は「BadUSB」を試してみた、そして凍りついた:ITpro

USBのファームウェアを書き換えて、そこから攻撃をしかけるという手法です。

何が恐ろしいって、実体がファイルでないので、通常のウイルスチェックをすり抜けてくるということですね。

USBメモリなら警戒もしますが、マウスやキーボードを経由されたら防ぐのは困難でしょう。

対策としてはデバイスをホワイトリストで制限する、といったところでしょうか。


DarkHotel


アジアの高級ホテル宿泊者を狙った「Darkhotel」攻撃、日本の被害が最多 -INTERNET Watch

企業などの防御の硬いネットワークの外側にでたタイミングで狙ってくるという攻撃と言えるでしょう。

ホテルのセキュリティ対策事情についてはほとんど知識がないのですが、どのくらい重要視されているか気になるところです。

個人が打てる対策としては、自前でモバイル通信を確保してインターネット接続する、といったところでしょうか。

WireLurker


とうとう非脱獄のiPhoneにも感染する極悪マルウェア「WireLurker」が登場 - GIGAZINE

ついにiOSを狙った攻撃が登場しました。脱獄していないiPhoneでも感染するそうです。
Mac経由で感染するというある種盲点をついた手法だと思います。

感染後にどのような悪さをするのかがはっきりしていないようですが、元記事にあるような基本的な対策はとっておきたいところです。

Masque Attack


iPhoneやiPadにインストールしたアプリをマルウェアに置き換え情報を抜き取る攻撃「Masque Attack」が登場 - GIGAZINE

こちらはMacを経由しないでiPhoneを攻撃する手法です。
こちらは個人情報を抜き取るなど明確な攻撃意図があるようですね。

個人ユーザとしてはApp Storeからのみアプリをインストールするといった基本的な対策を取るしかなさそうです。

それぞれ違った種類の脅威ですが、セキュリティソフトが通用しないBadUSBが特にインパクトがあるように思います。
USBの規格が対処してくれればいいのですが、しばらくは自衛をするしかなさそうですね。